ソラナ基盤の新興ミームコイン、プレセールで3600万ドル調達

ソラナ系ミームコインが市場を大きくリード。特に新しいレイヤー2プロジェクトとして登場した「Solaxy」が投資家の注目を集めている。

ソラナ（SOL）系ミームコイン市場はこのほど、国内外の投資家や関係者の間で再び脚光を浴びている。ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）など主要暗号資産を凌ぐ勢いで資金が流入している状況だ。

ミームコイン熱の高まりの背景には、ビットコイン（BTC）が10万ドルの大台を突破したことにより市場全体のリスク志向が強まった点が挙げられる。

さらに、PumpFunなどのローンチパッドの取引量が2カ月ぶりに高水準を記録し、関連エコシステム全体が一丸となって活況を呈している。

代表的ソラナ系ミームコインの動向と注目のSolaxy

米CoinGeckoのデータによれば、ソラナ系ミームコインの時価総額は最新で約128億ドルに達している。

主要銘柄の多くが一時的な2桁％の値上がりを記録し、トップ10銘柄も全面高となった。こうした中、Solaxy（SOLX）が新たな注目銘柄として浮上している。

Solaxyはソラナ初のレイヤー2技術（基盤となるブロックチェーンの処理能力を補完する仕組み）を活かした新興プロジェクトだ。現在実施中の仮想通貨プレセールでは総額3600万ドルをこえる資金を調達している。

ネットワークの混雑や取引失敗といった課題を解決しながら、高速かつ低コストな決済を実現し、ローンチ直後から取引高が急拡大している。 加えて、ステーキング報酬の充実やエコシステムの強化にも注力しており、投資家と開発者双方の期待に応える展開となっている。

Solaxy（SOLX）の特徴と今後への期待

Solaxyはソラナ基盤のレイヤー2型ミームコインとして注目を集めている。

同プロジェクトは、ロールアップ技術（ロールアップ：オフチェーンで多数の取引を処理し、チェーン上に集約する技術）を活かし、開発者やユーザーに低手数料かつ高速な取引体験を提供している。

独自のブロックチェーンエクスプローラーもテストネット上で稼働を開始し、大型投資家による20万ドル超の大量購入が報じられた。

Solaxyは、従来のソラナ系ミームコインとは本質的に異なり、エコシステム全体の拡張性や安定性の向上にも貢献する存在として注目されている。活発な資金流入と継続的な技術革新を背景に、ソラナ関連銘柄の中核的なプロジェクトへと成長する可能性が高まっている。

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Maiko Harimoto

仮想通貨市場のトレンドを正確に捉え、ビットコインをはじめとする主要銘柄の動向を継続的に追っています。Web3.0領域に特化したコンテンツ制作に長年携わり、専門的なテーマでも読者にとってわかりやすく、有益な情報をお届けします。