XRPは2.60ドルを記録し、年初来の最安値から60%値上がり。アルトコイン市場ではSOLXが次の成長株として注目される。
暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)はこのほど、複数の技術的な強気パターンと大手機関による新たな導入を背景に上昇基調が続いている。
3月3日以来の高値となる2.60ドル(約385円)を記録し、年初来の最安値から60%値上がりした。米国のドナルド・トランプ前大統領がXRPを「米戦略備蓄の一部として検討している」と発言したことも市場の関心を集めている。
米ナスダック上場のアンバー社は5月12日、1億ドル(約148億円)規模の仮想通貨エコシステム準備資産にXRPを追加すると発表した。
同社はまた、バイナンスコイン(BNB)、ソラナ(SOL)、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)などの主要なおすすめ仮想通貨銘柄も同準備資産に加える。
これによりXRPは、ワークスポート、BCバド、ウェルジスティックスなど他の米企業の準備資産にも導入が進んでいることが明らかになった。
さらに、米証券取引委員会(SEC)によるXRP現物ETF(上場投資信託)の承認期待も高まっている。予想プラットフォーム「ポリマーケット」では、承認確率が80%以上とされている。
XRPは、ステーブルコイン「リップルUSD(RLUSD)」の成長も追い風だ。RLUSDは時価総額3億1,600万ドル(約46億7,680万円)を超え、1日の平均取引量も1億ドル(約14億8,000万円)と高水準にある。
XRPの週足チャートでは、「強気ペナント(強気持続型パターン)」を形成している。これは、力強い上昇後に上下対称の三角形で調整し、上抜けに至るもので、今回XRPは三角形を上放れた。
加えて、エリオット波動理論の第5波に突入しており、通常この最終局面はさらなる上昇が見込まれる。心理的な節目とされる5ドル(約740円)への到達も視野に入れている。
また、50週指数平滑移動平均(EMA)を昨年10月以降上回ったままで、買い勢力が優勢な状況が継続している。このEMAを割り込まない限り現在の強気予測は維持される見通しだ。
法的な透明性が確立したことで、リップルは米金融機関向けパートナーシップやSWIFTの代替を目指す技術採用がさらに進展する可能性があると、リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは述べている。
今後はETF承認、RLUSD普及、提携の拡大などが重なった場合、XRPの将来価格が一段高まるシナリオが想定される。
2025年アルトコイン市場は、主要銘柄の価格上昇を背景に活況を呈している。そのような環境下で最も期待されているのが、ソラナエコシステムから誕生したSolaxy(SOLX)である。
SOLXは4月に初期セールを開始し、わずか3週間で目標額の1000万ドルを調達した注目プロジェクトだ。ソラナの高速処理能力(最大65,000TPS)を継承しつつ、AIを活用した予測市場と分散型クラウドコンピューティングを融合させた革新的なプラットフォームを構築している。
Solaxyの最大の強みは、開発者フレンドリーなRustベースのプログラミング環境と、エンタープライズ向けソリューションの両立だ。
すでに複数の大手企業とのパートナーシップを進行中で、プライベートブロックチェーンとパブリックチェーンを橋渡しする独自技術「クロスチェーンオラクル」も実装されている。
市場専門家からは「ソラナをベースとしながらも、より実用性を重視した設計が評価できる」との声が上がっており、現在の0.21ドルから年内に1ドル超えも視野に入っている。
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