ビットコイン10万ドル回復を背景に活況を呈しつつある現在の市場において、5月末までに価格上昇が期待されるアルトコイン5銘柄を紹介する。
暗号資産(仮想通貨)市場はこのほど、ビットコイン(BTC)が10万ドル台へと回復したことを受け、再び盛り上がりつつある。
主要コインの多くが上昇トレンドに入りつつあり、今月中にも本格的な強気相場へと移行する可能性が高まっている。
本稿では、5月末までに値上がりが期待される注目のアルトコイン5銘柄を厳選し、それぞれの動向と将来性について詳しく解説する。
カルダノは、3月31日に大手仮想通貨取引所のCoinbase(コインベース)での先物取引開始が予定され、機関投資家の関心を高めている。こうした背景から、市場ではADA価格が10倍に達する可能性が指摘されている。
テクニカル面では、ADAは日足チャートにおいてトリプルボトムを形成しており、ブレイクアウトの兆候を示している。現在はボリンジャーバンドの中間線を突破し、上限バンドを目指す展開となっており、買い圧力の強まりが確認されている。
現在の上昇トレンドが続けば、カルダノは月末までに1.33ドルに到達する可能性がある。
ステラは、将来的に大きな利益を狙える可能性のあるアルトコインとして市場関係者の間で注目を集めている。
特にXLMは、リップル(XRP)の価格動向と相関性が高い傾向があり、米国証券取引委員会(SEC)とリップルの訴訟が和解に至ったことで、XRP価格の上昇に伴いXLM価格が急騰する可能性がある。市場では、好材料次第で月末までに最大10倍の上昇も視野に入るとの見方が出ている。
テクニカル面では、上昇平行チャネル内で安定的に推移しており、上昇モメンタムが継続していることを示唆している。また、相対力指数(RSI)は49付近で推移しており、今後これが強気圏に突入すれば、ステラはさらなる上昇トレンドに入る可能性が高い。
Hederaは上場投資信託(ETF)への期待高まりで関心を集めている。仮に、資産運用大手ブラックロックがHBAR ETFの発行を申請するような展開があれば、同トークンの価格上昇に拍車がかかる可能性がある。
また、デリバティブ市場の動向も強気材料となっている。Coinglassの最新データによれば、過去4日間でHBARの未決済建玉(オープンインタレスト)は1億3,400万ドルから1億6600万ドルへと急増。これは、多くの投資家が新規ポジションを構築し始めていることを示しており、市場全体におけるヘデラへの関心の高まりを裏付ける動きだ。
現在、ミームコイン市場で時価総額第3位に位置するペペコインは、投資家から根強い支持を集めている。
先週、PEPEは大口投資家(クジラ)による積極的な買いを受けて大幅に上昇。特に週初には大規模アドレスによる買い増しが需要を押し上げ、価格上昇を牽引した。これにより、PEPEはミームコイン市場全体の回復を主導する銘柄としての存在感を示している。
さらに、市場全体のセンチメント改善と重なり、高いボラティリティを受け入れてでも高いリターンを狙いたい投資家層から、引き続き高い注目を集めている。
BTC Bull Tokenは、ビットコイン型ミームコインとして2月に仮想通貨プレセールを開始、短期間で100万ドル以上を調達した。
ERC-20規格に基づき総供給量は210億枚で、BTCの重要な価格節目(例:12万5000ドル到達時)ごとにエアドロップが実施される仕組みとなっている。
さらに、ステーキングとトークンバーン機能を備えた設計により希少性が高められ、現在のプレセール価格は1トークンあたり0.00236ドルで取引されている。
BTC Bull Tokenはビットコイン本体の価格推移と連動し、仮想通貨市場が強含む中で注目度が急上昇している。
ビットコイン大台突破時に自動で報酬付与が始まる仕組みは、ミームコインの枠を超えた新たなアルトコインモデルとして評価され、リスクはあるものの長期的成長が期待される。
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