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ポリマーケット、独自トークン「POLY」発行か|創設者が示唆

09.10.2025 12:13 1 分で読了 若林 英明
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ポリマーケット、独自トークン「POLY」発行か|創設者が示唆

予測市場ポリマーケットが独自トークンPOLYの発行へ。米国市場参入やプラットフォーム拡大戦略の一環と見られ、関心を集める。

予測市場プラットフォームポリマーケットのシェイン・コプラン創設者は8日、X上で独自のネイティブトークンPOLYをローンチする可能性を示唆した。

同氏は「BTC、ETH、BNB、SOL、POLY」と投稿し、POLYを主要な暗号資産(仮想通貨)と並べて表示した。

この投稿は、ニューヨーク証券取引所の親会社インターコンチネンタル取引所(ICE)が最大20億ドルを投資し、ポリマーケットの評価額が90億ドルに達した直後に行われた。

トークン発行への布石

今回の示唆は初めてではない。

2024年11月の大統領選挙直後、ポリマーケットのXアカウントは「将来のドロップを予測する」というメッセージを短時間掲載。

2025年9月には、BlockratizeがSECに提出した書類でその他のワラントを明らかにしており、これはdYdXがトークンローンチ前に採用した戦略と類似している。

コプラン氏は8日、過去2年間で未発表だった2回の資金調達についても明らかにした。

2025年にはファウンダーズ・ファンドが主導する1億5000万ドルの調達ラウンドを実施し、評価額は12億ドルに達した。

また、2024年の選挙前にはブロックチェーン・キャピタルが主導する5500万ドルの調達も行われた。

米国市場参入への期待

ポリマーケットは2020年の設立以来、累積取引高が190億ドル近くに達している。

米商品先物取引委員会(CFTC)が最近、ポリマーケットの米国市場での運営を承認したことは、プラットフォームの規制面での進展と信頼性を強化する重要なステップとなった。

一般的に、予測市場プラットフォームにおけるミームコインは、ユーザーへのインセンティブ提供、ガバナンスへの参加権、流動性の促進など複数の機能を果たす。

POLYトークンの具体的な機能や配布方法、発行時期などの詳細は明らかにされていない。

ブルームバーグがコプラン氏を27歳で最年少の自作億万長者と認定した直後のタイミングでの示唆は、新しい仮想通貨市場で大きな注目を集めている。

日本語版CryptoDnesライター。2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。

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