トランプ氏関連ミームコインTRUMPの発行元が、トークンを買い支えるため最低2億ドルの資金調達を計画していると報じられた。
ドナルド・トランプ米大統領関連のミームコインTRUMPの発行元Fight Fight Fight LLCは8日、トークンを買い支えるための資金として最低2億ドルの調達を計画していると報じられた。
この計画は、同社の静かな資金調達イニシアチブの一環として進められている。同社を率いるのは、トランプ氏の長年の協力者であるビル・ザンカー氏だ。
TRUMPトークンは、トランプ氏の2期目の大統領就任式の数日前に発行されたミームコインだ。
2025年初頭に記録した史上最高値の73.43ドルから約89%下落し、現在は7.56ドル前後で取引されている。
過去1週間で3.1%の小幅な上昇を見せたものの、月間では11%の下落となる。
この価格下落が、今回の資金調達計画の主な動機となっている。
TRUMPトークンの現在の流通時価総額は、約15億ドルにのぼる。しかし、総供給量のうち現在アンロックされているのは約35%に過ぎず、大半はトランプ氏関連の事業体が保有しロックされたままだ。
発行元はこれまでにも、2025年5月に主要保有者との夕食会を開催するなど、知名度向上と価格安定化を試みてきた。
しかし、これらの取り組みは一時的な価格上昇をもたらしたものの、持続的な市場の信頼を築くには至っていない。
Fight Fight Fight LLCの資金調達目標は、最低2億ドルから最大で10億ドルに及ぶ可能性がある。しかし、ブルームバーグの情報筋は「この取引は交渉中であり、実現しない可能性もある」と指摘しており、計画はまだ流動的だ。
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