米上場企業CleanCoreはドージコイン保有量が7億1000万枚を超え、2000万ドル以上の含み益が生じていると公表した。
米ニューヨーク証券取引所上場のCleanCore Solutionsは6日、保有するドージコイン(DOGE)が7億1000万枚を超えたことを明らかにした。
同社は9月上旬に1億7500万ドルの私募を完了し、その資金を用いてドージコインの取得を進めてきた。
最近数週間の価格上昇により2000万ドルを超える含み益が発生しており、10億DOGE取得という目標の70%以上を達成した形となる。
この発表を受け、同社の株価は当日約7%上昇した。
CleanCoreの取り組みは、ドージコイン財団およびその事業部門であるHouse of Dogeとの提携によって正式に支援されている。
同社のクレイトン・アダムスCEOは「我々の財務戦略は、実用性の拡大を重視するインサイダーとHouse of Dogeの長期ビジョンと密接に連携している」と述べた。
同社が財務戦略を正式に開始した9月5日以降、DOGEの価格は約0.2417ドルから0.27ドル〜0.30ドルの範囲で推移した。
同社は戦略的な財務資産配分の一環として、10億DOGE取得という目標を継続して追求している。
ドージコインは有名なミームコインの一つであり、今回の企業による大量保有は、市場全体における価値評価にも影響を与える可能性がある。
今回の発表はCleanCoreの株価を一時的に押し上げたが、過去1カ月間では32%下落しており、同社の事業モデル全体に対する根強い懐疑的な見方が存在することを示している。
一方で、新しい仮想通貨市場では機関投資家の関心が高まっている。
例えば、CEA Industriesが最近バイナンスコイン(BNB)の保有量を48万トークンに増やした事例もある。
CleanCoreの動きも、こうした大きな流れの一部と見ることができる。
CleanCoreは、伝統的な金融市場と仮想通貨市場の交差点に自らを位置付け、NYSE上場企業としての信頼性を活用してドージコインの制度的採用を推進している。
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