主要な人工知能(AI)関連の暗号資産(仮想通貨)は時価総額は20日、過去24時間で5.6%増加し、222億ドル(約3兆1,746億円)に達した。
AI Companions(AIC)トークンは40%以上急騰し、0.2120ドル(約30円)と3月30日以来の高値を付けた。これは今月の最安値から70%の上昇となる。
また、Artificial Superintelligence Alliance(FET)の価格は4週連続で上昇し、一時0.5730ドル(約82円)の高値を記録した。これは3月26日以来の高水準だ。
さらに、レンダー(RNDR)は年初来安値から2桁、ワールドコイン(WLD)は7%、Tars AIは60%上昇した。
これらのAIトークンの上昇は、AIが仮想通貨市場で最も人気のあるテーマの一つであることを示したCoinGeckoのレポートを受けて上昇したと考えられる。
同レポートによると、AIおよびAIエージェントへの関心度は、ミームコインへの関心度16.5%を上回るシェアを持っていたことが分かった。
一方で、人気のあるAI関連株であるNVIDIA、AMD、SoundHound、Bigbear AIはいずれもピーク時から20%以上下落している。
同様に、レンダー、AIC、TAI、ワールドコイン、FETといったAIトークンも、今年の最高値から50%以上下落した。
これは、過去数年間で膨らんできたAIバブルが縮小し始めているとの懸念を受け、AI関連トークンや株式への関心が薄れていることが示唆される。
また、米国のAIモデルであるClaude、ChatGPT、Grokが最も人気がある一方、中国にはDeepSeek、Baidu Ernie、Alibaba Qwen、ByteDanceのDoubaoなど、はるかに多くのモデルが存在する。
このようなAI供給過多の状況は、資金の分散を生んでいる可能性がある。
こうした市場全体の回復期待が高まる中、AIとブロックチェーン技術を融合させ、新たな価値を創造しようとするプロジェクトも登場している。
その一つが、イーサリアム(ETH)基盤のAIミームコイン「SUBBD(SUBBD)」だ。SUBBDは、急成長する850億ドル規模のコンテンツ産業に変革をもたらすことを目指す、次世代のAI統合型仮想通貨サブスクリプションプラットフォーム。
同プラットフォームは、ライブコンテンツ、プレミアムなファン体験、ステーキング、仮想通貨決済、AIコンテンツ作成ツールをシームレスなWeb3エコシステムに統合し、クリエイターとファンを直接結びつける。
仲介者を排除することで、クリエイターにはより良い収益化ツールを、ファンにはより本物のアクセスとエンゲージメント機会を提供することを目指している。
ネイティブトークンであるSUBBDは、透明性の高い報酬、プラットフォーム内でのユーティリティ向上、トークン保有者による投票を通じたガバナンス権など、多様な用途を持つ。
現在SUBBDはプレセール段階にあり、早期投資家は割引価格でSUBBDトークンを購入できる。
また、最低投資額はなく、年率約20%のステーキング報酬や、AI搭載ツールへの早期アクセスといった特典も用意されている。
アナリストからは、その革新性と巨大なコンテンツ市場における有用性から、2025年までに最大22倍の価格上昇の可能性も指摘されている。
2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。
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