ドナルド・トランプ大統領公式ミームコイン「TRUMP」は2025年4月18日、大規模なトークンロック解除を実施する。
今回のロック解除では、4,000万TRUMPトークンが市場に放出される予定だ。これは現在の流通供給量の約20%に相当し、その価値は約3億2,000万ドル(約457億6,000万円)から3億4,100万ドル(約487億6,300万円)と評価されている。
TRUMPトークンは、2025年1月18日にソラナ(SOL)ブロックチェーン上で発行された暗号資産(仮想通貨)だ。
発行直後には人気を集め、一時約73.43ドル(約1万500円)から74.59ドル(約1万660円)の最高値を記録した。しかしその後、価格の変動性が高く、最高値から約83%から89%の大幅な下落を経験している。
トークン価格の急落後、多くの投資家が損失を報告しており、個人投資家は約20億ドル(約2,860億円)の損失を被ったとの推計もある。
現在、TRUMPトークンのユニークホルダー数は約63万7,000から63万8,000であり、発行当初の80万人超から減少している。
一般的にトークンロック解除は、市場供給量の増加による売り圧力の高まりを招き、価格下落要因と見なされることが多い。
TRUMPトークンの場合も、トランプ氏の政治的支持層によるコミュニティの支えが価格への影響を一部緩和する可能性もあるが、需要が大幅に増加しない限り価格への下方圧力がかかる可能性がある。
TRUMPのような政治的ミームコインの動向が注目を集める一方で、より革新的な技術や明確な実用性を持つプロジェクトに投資家の関心が移り始めている。
一例として人工知能(AI)技術とミームコインの魅力を融合させた「MIND of Pepe(MIND)」は、自己進化するAIエージェントを核とするユニークな仮想通貨プロジェクトだ。
同プロジェクトの提供するAIは、X(旧Twitter)を含む様々なプラットフォーム上で活動し、市場やソーシャルメディアのトレンドを分析する。
そして、その分析から得られた独自のインサイトや、将来有望な仮想通貨 プレセール情報への早期アクセス権などを、MINDトークンの保有者に提供する。
MINDのプレセールでは、執筆時点までに730万ドル以上の資金を集めることに成功。MINDトークン保有者へ年利換算で最大305%というステーキング報酬も提供している。
2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年より暗号資産の情報をブログ、メルマガなどで発信開始。2025年よりCryptoDnesに参画。
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